タイトル
HOME > 日本一周の情報編 > 食


弁当
自炊を基本とするチャリダーにとって、栄養バランスをとるのは難しいことかもしれない。
だから、栄養面を考慮するなら弁当を買うのがいいんじゃないかと思う。
食堂に入って食べるよりは安い。
好みで偏りが出るとはいっても、それなりに他種類の食材を使用している。
弁当はツーリングするものにとって強い味方なのだ。

弁当は、圧倒的に沖縄がすごい。
なにがすごいってボリューム。
土地柄、油っぽい調理が多いけどご飯が見えないくらいにおかずを盛るのは沖縄くらいなもんではなかろうか。
また安いんです、これが。※画像にカーソルをのせると値段が分かります




ページの先頭へ |  情報編の目次へ

スーパーかコンビニか
コンビニエンスストアは便利(convenience)だからコンビニという。
旅人にとってもやはりコンビニの存在は便利なようである。
ほかのチャリダーさんに聞いてみると、弁当やドリンクなどをコンビニで調達することが多いという。
走っていればよっぽどのド田舎でない限りは見つかるコンビニは全国にちらばる冷蔵庫といったところか。

それでも我々はコンビニで買い物をしなかった。
なぜか?
高いからである。コンビニは基本的に商品の割引をしない。
例えば、1.5Lのポカリスエットを買おうを思ったらコンビニでは300円を超える。
ところがスーパーだと安いときには200円すらしないのだ。
毎日100円の差があると、1ヶ月で3000円
同じものを買ってこんなに差が出るならスーパーに行くでしょう。
(ちなみにここで例としてあげたポカリ、我々はあまり買いません。お茶を沸かします。あくまで例ってこと。)

もうひとつ。
弁当はスーパーで買いましょう。
その日の午前中に作ったものが、当日限りの消費期限で並んでいます。
コンビニのように消費期限が3日も4日もある弁当はまず見ません。
これはつまり、保存料や食品添加物をあまり使用していないということ。
ちょっとしたことだけど、弁当に日頃の栄養不足解消を求めるチャリダーとしては見逃せません。
健康には気を使います。
普通になにも気にせず食事していたら毎日11g(一円玉11枚!)の化学物質を体内に取り込むことになってしまいますからね。

スーパーには地域性がでていておもしろいですよ。
コンビニに飽きたらぜひその土地のスーパーへ。
おすすめです。




ページの先頭へ |  情報編の目次へ

直売所
地産地消が叫ばれるようになってから、全国各地に直売所が増えてきているそうです。
確かにあちこちでお目にかかったし、実際かなりの数の直売所に立ち寄りました。
無人の直売所から年商で何億と稼ぎ出す直売所まで様々ですが、地域色という点ではピカイチです。
その土地で採れた旬の野菜・果物が新鮮な状態で並んでいるんです。
スーパーよりもおもしろいかも。
そして安いところはすごく安い。
農協に卸せないような形の悪いものがでていたりして、そういうのは形が悪いだけで味は最高。
青森県でりんごを5個100円で買えたのはびっくりしたし、九州南部では柑橘類が、鳥取ではナシが破格の値段で売っていた。
うまいぐあいには見つからないけど、見つけたらうれしい。
直売所はそんなところです。

大盛況の直売所

すいか丸々1個でなんと200円!




ページの先頭へ |  情報編の目次へ

半額シール
スーパーでは、消費期限の切れそうな商品をなんとか売ろうとして夕方くらいから割り引きシールを貼ります。
500円の弁当でも半額シールが貼られたらなんと250円
かなりのお得感があります。

けどタイミングは難しい。
夕方といってもスーパーによってシールを貼る時間帯が違うし、ちょっと遅れるとシールの貼られた商品はめざとい主婦にさっさととられてしまいます。
その主婦らとしのぎを削って半額商品を手に入れる価値は十分にあるはず。




ページの先頭へ |  情報編の目次へ

水の確保
キャンプ生活を続けるためにはどうしても水の確保がさけられない。
けれどもキャンプ場を利用しない者にとってこの水の確保というのはけっこうな悩みの種となっている。
参考までに我々がいかにして水を手に入れていたか紹介しよう。
公園・・・よく利用する。ただし公園で汲んだ水にはちょっと抵抗があるので、飲用の場合には一度煮沸するようにしていた。
役場・・・必ず給湯室があるので、ペットボトルを持っていって汲ませてもらう。土日祝日は利用できないという欠点がある。
郵便局・・・必ずというわけではないが飲料機が置いてあったりする。冷えてるのがすごくありがたい。こちらも休日は開いていない。
わき水・・・名水100選など。それほど利用頻度は高くないが、冷たいしうまいし最高。

このほかにもトイレの洗面所で汲むという方法がある。
これができればはっきり言って日本であれば水に困るなんてことはまずなくなるだろう。
ただしかなり抵抗があるから、我々の場合は一度も汲んだことはない。

携帯用浄水器でろ過することもできる。
これを使えばトイレの水だろうがどぶ川の水だろうが関係なく飲料水を確保できるだろう。
日本でこれを使ってまで水に困るようなところはほとんどないはず。
いらんいらん。

富山県黒部のわき水

島根県のとある駅にて

北海道羊蹄山のわき水




ページの先頭へ |  情報編の目次へ

ガソリンストーブ
自炊するにはが必要。
家庭用カセットコンロ、ガスバーナー、ガソリンバーナーがあるがここではガソリンバーナーについて話そう。
利点は燃費がいいこと。
参考までに、今回の日本一周で使ったガソリン代は2538円
1年4ヶ月でたったこれだけである。
カセットコンロやガスバーナーは使ったことがないのでわからないけど、多分ここまで安上がりではないだろう。
さらにガソリンは、ガソリンスタンドさえあれば補給できるので補給には困らない。
さらにさらに、カートリッジを交換するわけではないからゴミが出ない。

いいことづくめのようだが、ガソリンだけに初心者には危険で扱いにくい。
そしてポンピング(タンクの気圧を高める作業)が必要だし、プレヒート(ガソリンを気化するための準備)も必要でめんどうくさいのだ。
だからおすすめしきれないところもある。
長期の旅になればなるほど恩恵に授かれるのがガソリンストーブだと思う。
自分の旅のスタイルに合わせて選べばいいだろう。




ページの先頭へ |  情報編の目次へ

塩の話
自転車で走るという行為は体の代謝を盛んにしてくれます。
汗は体温を下げてくれるし、体内にたまった毒素をナトリウムイオンにくっつけて外に出してくれます。
それで、汗や尿の中には塩分がたくさん含まれているわけです。
そうやって汗や尿で塩分と毒素を体外に出してしまうので、運動すると塩分が不足するのです。
最近では運動して汗をかいたときには塩分をとるようにしなさいという考えが浸透してきているので、なんとなくわかってもらえると思います。

ここで問題にしたいのは塩分ならどんなものでもいいのかということ。
人体が必要としているのは塩化ナトリウムだけではなく、塩に含まれているミネラルだということを理解しなければなりません。

人体を構成している元素は54種類が確認されています。
多い順に酸素65%、炭素18%、水素10%、窒素3%、カルシウム、リン、イオウ、カリウム、塩素、マグネシウム、鉄、亜鉛・・・・
これら元素はどんなに微量であっても、少しでも足りなければ生命活動に支障をきたしてしまうのです。
海水から作られた自然塩にはこれらのミネラルが豊富に含まれています。
運動後に塩分を摂るというのは、ミネラルを補給するということでもあるんです。
しかし、塩化ナトリウム99%以上の科学合成された食用塩ではミネラルを摂ることはできないので、運動後に体内に入れたところで何の効果もありません。

我々が塩に気を使うようになったのは沖縄の宮古島に行ってからです。
この島で自然塩「雪塩」を製造している工場を、自転車で走行中にたまたま見つけて入ってみたのがきっかけでした。

雪塩の工場
地下海水を汲み上げてそこから取り出したここの塩は、ミネラル含有量なんと世界一!(ギネス認定)
世界一に惹かれて塩に興味を持ったわけですが、ここで説明を受けたときに人体にとって必要なのは塩化ナトリウムたっぷりの科学塩ではなくミネラルたっぷりの自然塩なんだということを知ってショックを受けたのです。
いままで自分の摂ってきた食塩とは何だったのか?
深く考えさせられました。
そのときは「雪塩」を買いませんでしたが、持っていた食塩を使い切ったあとはちょっと高いけど他の自然塩を購入して使うようになりました。

塩だけ替えても食べ物全てに気を使っていかないと人体に明確な変化はないかもしれませんが、体が資本の自転車ツーリングですからちょっとは考えてみてもいいのではないでしょうか。
砂糖がなくても人は生きていけますが、塩がなかったら人は生きていけないんです。



ページの先頭へ |  情報編の目次へ











旅立つ前に |   |  食 |   |  走る |  遊ぶ |  自転車 |  貧乏ツーリズム |  トラブル | 
旅を考える |  思い出を残す |  これから旅立つ君へ






100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!