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08/01 広島県木次町:走行78.3km:Total 13647km:晴れ:
東城町→(国道314号)→おろちループ→湯村温泉

島根県との県境をめざして走る。

渓流に沿った、鉄道も平行して走る、民家が田んぼや畑をともなってぽつりぽつりと点在するなんとものどかな道が標高600mを超えたところに存在する。
こんな景色が見られただけでも苦労して走ってきてよかったと思う。

そのあと県境を越えると、「おろちループ」がある。
標高差170mを一気にとぐろを巻いて下るのだが、無理矢理に道を作った感じがいかにも日本の公共事業らしくてよい。

湧き水を汲んでさらに走って、湯村温泉に着いたときには体力ゼロ!
疲れた。



いよいよ本州へ上陸し、旅もそろそろ終盤。
と言っても3週間はかかるだろうが、愛知県へと確実に近付いている。
真夏を走るわけだが、ここまできたら、少しづつ進しかない。

道は様々あるわけだが、あえて山陰に抜ける道を国道314号を選んだ。出雲大社と松江の花火に行くためだ。
線路沿いとはいえ、ほとんど登りでアップダウンもあり、しんどい。山陰まで長く険しい。

やったー、やっと県境。
島根県入り、どんな県境よりもうれしかった。
もうすぐ、徐々に近付くゴールへ向けての喜びの方が大きかったのかもしれない。

下りは標高170メートルをいっきに降りる、おろちループというもの。あっという間に下る。
ループが終わった所に延命水の湧き水がある駅がある。
うまーい
冷たくて最高。湧き水は、ありがたき幸せ。




08/02 島根県斐川町:走行61.9km:Total 13708km:晴れ:
湯村温泉→出雲大社→湯の川温泉

暑い・・・日陰にいても空気が生暖かくて、吸ってもうまくない。
ここまで暑いと走るのは危険なので、昼間は道の駅で休んだ。
まちがいなく30度は超えただろう。

道の駅には熱いお茶やインターネット環境が設置されていて、ゆっくりとくつろがせてもらった。
土曜なのに人はあんまり来ないし、くつろぐには最高のところだ。

そして出雲大社。
ここへくるために中国山地を越えてきたのだと思うとうれしくなるし、その期待にそえるだけのものが大社にはあった。
いや〜きてよかった。

それにしても大黒柱の由来がここの本殿にある御柱からきているとは、初耳だった。



山陰には出雲大社の為にきたと言っても言い過ぎではない。
まず日本一の鳥居をくぐる。
さすがに大きく立派である。本堂までは遠い。
古めかしい、木造の本堂だ。重要文化財には納得。

もう1つの日本一である締め縄は神楽殿に。

でかーい!

重たそう、あまりの大きさにびっくり。ご縁を祈り、満足できた。

もう1つ三大美人の湯「湯の川温泉」へ。
道の駅から歩くが予想以上に遠い。おまけに急坂。
温泉に行く前に汗だく、かえりも疲れてしまった。
疲れを落としにいくつもりが、倍に疲れた日。




08/03 島根県松江市:走行61.9km:Total 13708km:晴れ:
湯の川温泉→松江市

8/2,3は各地で花火大会が行なわれている。
そのうちのどれかに参加したいと思って検討をつけていたのが
「松江水郷祭」
である。

島根県最大とあって人・人・人。
どこから湧いてきたのか不思議な混雑ぶりにへとへとになりながら花火を観覧。
場所取りに失敗して湖上すれすれの花火は見えずらかったが、夏空に舞う大輪を思う存分楽しんだ。

さあ、あとはゴールめざして一直線だ!



疲れがピーク。夏は、暑くて熟睡できないので、疲れはたまる一方だ。布団で寝たい!

今日は、松江のお祭り。身体にムチをうち進む。
身体がいうことをきかないので、休養。
店でボケボケ。日差しは防げてありがたいが、クーラー病になりそう。

夏と言えば、花火。
湖であげる花火は、なかなか豪快。
キレイだったけど水面近くの花火が見にくく残念。




08/04 鳥取県米子市:走行63.0km:Total 13798km:晴れのちくもり:
松江市→美保神社→米子市

出雲大社との両参りのため美保神社へ向かう途中、ゲートボール場のベンチで休憩。
木陰がきもちいい。
水をがぶ飲みしてから改めて出発する。

ゴトゴトッ

ん?走りごこちが変だ。
パンク!
実に1年2ヵ月ぶりだ。久しぶりすぎて忘れかけてた。
その場で修理して、美保神社で参拝して、米子へと走った。

スーパーで買物をしてチャリのところへ戻ってくると
あれ?また?
またもや空気が抜けている。
パンク修理から40kmは走ってるのに、もしかして修理の失敗か?
チューブを水に付けて穴を探すが見つからず、結局予備のチューブに交換して解決した。

なんかしっくりこないパンク、確実に修理しきれない自分の未熟さが原因か?



夏バテ??
身体だけでなく腹にきた。腹がゴロゴきっと、身体が無理するなと形にしているのだろう。
こんな時でも走らなくてはいけないのがつらい。気力だけで走る。

出雲大社と対をなす、えびすさまの総本社、美保神社へ。両参り完成。ご縁ありますように!

完全なるダウン。今日は、無理せず宿に泊まり疲れを落とすことにした。久しぶりに宿に泊まる。




08/05 鳥取県倉吉市:走行60.2km:Total 13858km:くもり時々晴れ:
米子市→大栄町→倉吉市

昨日はあまりに疲れていたことがあって宿に泊まったのだが、やはり布団のチカラはすごい。
睡眠時間はいつもと変わらないかそれ以下だったのに、疲れのとれ方がまったく違って朝のけだるさがない。

布団で寝るたびに感じていたその心地よさをまた改めてかみしめ、家に帰ってからも布団のありがたさを忘れないようにしたいと思う。

さて、今日はいやな一ケタ国道である国道9号を走って倉吉市へたどりついた。
途中コナンの里(名探偵コナンの作者の故郷)に立ち寄ったくらいで、まあとりたてて書くようなことはないな。
といってもつまらない日だったといってるんではないからよろしく。
毎日楽しく過ごしてるよ。



今日は梅雨を思わせるようなジトジト感。
しかし、日差しが出ていないというのは、自転車をこぐ我々にとってはありがたい。

鳥取県大栄町は、コナンの作者の出身地。
道の駅にはコナンの銅像があり、びっくり。
町中には、コナン大橋。小さめコナンの銅像が5つもあった。
マンホールまでコナンじゃ。
ちょっぴり感動。
コナン好きには、たまらないであろう。

こうした街づくりは、なかなかおもしろい。
私の住む街も、なにかでアピールできるといいのになぁと思った。




08/06 鳥取県鳥取市:走行60.9km:Total 13919km:晴れのちくもり、夕立あり:
倉吉市→三朝温泉→東郷湖→鳥取砂丘

朝一番に三朝温泉に到着。
河原の無料露天風呂を目当てにしてきたのにちょうど清掃中のため入れず。
残念!
と思ったら公衆浴場「株湯」がすんごくよいところで大満足。
これで三朝にきてよかったと思えた。

夕方、鳥取砂丘に向けて走っていた。
カミナリが鳴りだしたかと思うとあたりがどんどん暗くなりだし、冷たい風が強く吹く。

くる!

やばいと感じて急いで雨宿りできそうな場所へ逃げ込んだその5分後、スコールのような豪雨がやってきた。

あぶね〜夏の夕立は恐いな〜



鳥取県最後の楽しみ三朝温泉へ。
川沿いにある温泉地だ。

せっかくだから、公衆浴場の株湯に入りにいく。
朝8時からとは非常に助かる。
中に入るとびっくり。1つ、こじんまりした湯槽があるのみ。
暑さにやられた身体には熱い湯は、こたえるが、とても趣き深い。
ひといき身体の力が抜け動けない。

地元の方達とおしゃべりしながら、ボケボケ。
なんとも、居心地のよい空間だった。

アスファルトからの反射の熱が、なんとも暑い。やばい暑さ。
30度は軽く越してると分かる。
昼は、日陰で待機。しかし、日陰にいても汗が出て気持ち悪。
動きたいけど動けない。
夏は、これほど暑かったのだろうか?




08/07 鳥取県岩美町:走行23.3km:Total 13943km:晴れのちくもり:
鳥取砂丘→市内→岩美町

午前中、鳥取砂丘を見にいったり買い物を済ませたりしながら市内をぶらぶら。
午後からは前進。

夕方、今は使われてない施設の軒下で寝ることに決めて、夕食を自炊していたその時、

キキーーーッ
ガシャ!!!


まさに目の前で2台の車が衝突した。
子供の飛び出しに急ブレーキをかけた車へ後続車がつっこんだかたちだ。
決定的瞬間、スクープだ!と思ったが、自分達は警察に質問されたくない状況(つまり許可なく他人の施設・敷地内で寝泊りしようとしている)で困った。
警察が来る前に少し片付けておこう。

というときに一台の車が目の前で止まった。
な、なんだ?とびくびくしていたらおじさんがおりてきて曰く、ここで寝るんなら持ち主に断ったほうがいいよ、と。
それで、持ち主の家を教えてもらって訪ねていったら、ばーちゃんが出てきて事情を説明してもイマイチ話が通じない。
それでもなんとか許しをもらうことができてよかった。
現場に戻るとまだ事故の処理をやっていたが、警察は特に我々にはかまわず用が済んだら帰っていった。

一度にい ろんなことがあると混乱・動揺するな〜。



昨日は、久々にキャンプ場に泊まった。
テントを張るときいつも心のなかでは、「怒られたらどうしよう?」と不安の自分がいる。
だからこそ、安心して寝られるのがうれしい。

朝も優雅なひととき。最高!

日本一の鳥取砂丘へ。
なんなの?この砂丘!
思わず、叫んだ。
とてつもなく、広い。
そして、風が強い日にできる砂の模様、「風紋」。
オアシスと呼ばれる砂の穴。
砂で歩きにくいが、こんなに大きくダイナミックとは知らなかった。

久々に胸が高鳴った。




08/08 兵庫県村岡町:走行35.2km:Total 13978km:くもり時々雨、台風10号接近!:
岩美町→(国道9号)→道の駅村岡

朝から雨・・・のはずがなかなか本格的に降らない。
台風が今夜近付くとの情報から安全な場所を宿にしたくて、雨の降ってない時間を使って移動することに。

午後3時半ころから本格的に降りだすが、すでに台風をやりすごせる場所を確保したあとだった。
してやったり!



台風接近か?!
どうやら今晩、中国地方に近付くらしい。

動かず止まるのがよいか判断に迷ったが、新たな宿泊地をめざして進むことに決定。
午前中が勝負。
アレ?晴れてきた。
この晴れ間に惑わされ、のんびりムード。ダラダラしていたら、雨。
そんな繰り返し。

なんとか台風を防げそうな所が見つかった。
ひとまずひと安心。




08/09 兵庫県村岡町:走行0.0km:Total 13978km:雨、台風10号通過!:
移動なし

道の駅で無事に台風をやり過ごすことができた。
これで雨が止んだら出発だな、と思っていたがいつまでたっても止まない。

10時・・11時・・・15時。

だめだ、やむ気配すらない。
あきらめて今日は完全休養日にしよう。



台風は、通過したと思っていたら、朝になっても雨が降っている。
昼すぎには雨があがると思っていたのに、結局18時近くまで降り続いていた。
慌てず、休養日にした。




08/10 京都府福知山市:走行69.7km:Total 14048km:晴れ時々くもり:
道の駅村岡→(国道9号)→福知山市

暑い!
台風が過ぎたと思ったらこの暑さ、降参である。

昼休憩はJR和田山駅前の広場でのんびり。
昼食を自炊して昼寝&読書タイム。
ちなみに昼食は餃子セット。
焼き餃子、ご飯と一緒に炊き込んだ蒸し(?)餃子、そして味噌汁に入れた水餃子(!?)。
どれもこれもけっこうイケルから不思議だ。
満腹で昼休みを過ごした。

午後もバリバリ走ったが餃子のおかげで疲れ知らずだった。

チャリダーにとってメシは車でいうところのガソリンであると同時に、旅の楽しみのひとつでなければならないといつも思う。



昨日の雨はウソのような晴天。
朝の10時前には、照りつける日差しに体力消耗。
台風の時は涼しかったのになぁ。

私たちの旅の楽しみ産直へ。
兵庫県養父町。
ネクタリンという、りんごの形、色。しかし、味はもも。
甘くて、おいしい。
こういった変わったものを食べれ、おいしいとうれしくなるし得した気持ちになる。

直売所は、全国にもっともっと増えて、その地の味を味わいたいなと思うのだ!




08/11 京都府丹波町:走行47.2km:Total 14095km:晴れのちくもり:
福知山市→和知町→道の駅丹波

あと一週間ほどで旅は終わる。
これは間違いない。
最近の走行ペースは明らかに本来のペースより速く、急いでゴールしようとしているのが目に見えている。

いまさら急いでどうする!
と自分に言い聞かせて今日は午前中で走行を終了した。
休養としてではなく、焦る気持ちを抑えるための措置、もうすぐゴールだからこそ旅を楽しまねばなるまい。

これから先、京都から琵琶湖に抜けてそこから伊勢神宮をめざす。
そして知多半島にフェリーで渡って刈谷まで走る予定だ。



朝、ここちよい農道を走る。
交通量は多いが、回りは田畑。
景色が良い。何より、平らで走りやすい。
気持ち良い走りができた。

今日は、午前中で終了。午後は、自由時間にした。
愛知県へと近付いている今、焦ってもしかたない。
たまには、自転車こぐことを忘れたい!
読書したり、本屋行ったりボケボケ。充実した1日になった。
泣いても笑っても、あと1週間ほどで終わりそう。




08/12 京都府亀岡市:走行24.6km:Total 14119km:くもり時々雨:
道の駅丹波→道の駅亀岡

道の駅内にある直売所へ開店と同時に、いやすこし遅れて入る。
うへぇ、すごい人。
そりゃもう店内は大混雑、レジには10mは並んでいるのだ。
みんなの目当ては花、墓参り用だ。

そうか、お盆なんだな。
年中休みだとそのへんの感覚がなくなる。
いいのか悪いのか・・・。



はっきりしない天気だったので、今日も早々、午前中でおしまい。
すごーい
道の駅ガレリア亀岡は、建物が大きく、図書館、温泉、レストラン、なんでもある。
休憩スペースもいっぱい。

だからといって、ここの温泉を勧めるつもりは全くない。
同じ道の駅といえども、えらい違いだ。
休憩したくて行ったのに、座るところがないと、がっくりしてしまう。
せめてベンチの1つは、ほしいものだ。
こればかりは、行ってみなければ分からないから、恐くもあり、ドキドキ感もあるのだ。




08/13 滋賀県石部町:走行63.8km:Total 14183km:晴れ時々くもり:
道の駅亀岡→京都市内→伏見稲荷大社→大津市→石部町

京都市へ。
何回か訪れたことのある街、京都。
混雑する今の時期に苦しい思いをして駆け回るのはアホらしいと、さっさと市内を抜けることにする。
とりあえず観光したのは「伏見稲荷大社」だけ。

滋賀県に入って久しぶりに琵琶湖を見た。
あいかわらずでかい!

来たことのあるところが増えてきて、だいぶ家が近付いたことを感じるなぁ。



いよいよ京都市だ。
京都は、行こうと思えば行けるし、あえて今回は中心は避けた。

稲荷の総本社、伏見稲荷へ行った。朱色の建物が、いっぱいだ。
この旅に出て、八幡宮、水天宮、天満宮、多くの総本社へ行った。
また1つ、新たな視野が広がった!

あっという間に、京都を過ぎ滋賀県琵琶湖へ。
さすが日本一、いつ見ても大きい。
本当に愛知県へ近付いてきたと、琵琶湖を見て実感。
早く帰りたいような、これから先、自分はどう生きていくのか、楽しみでもあり不安でもある現実が襲いつつある。




08/14 滋賀県石部町:走行0.0km:Total 14183km:雨:
移動なし

ここにきて冷夏の影響を受けて足止め。
もう休養はいらないんだけどなぁ・・・って言ってもどうしようもないし、かといって雨の日は走りたくないし。
ま、せっかくだからゆっくりしよう。

近くの図書館ですごす。
有意義な時間の使い方ができるベストな場所だ。
お盆にも開いていることに感謝し、ありがとうと言いたい。

明日はさすがに動きたい、雨が降っていてもちょっと走るかもしれんな。



私の誕生日から、もう1ヵ月が経過した。
月日が経つのは早いものだ。

今日は1日中雨で動けなかった。
この時期に、これだけまとまった雨は、めずらしい。
尚且つ、気温も低めで寒いくらいだ!
異常気象、冷夏どないなってんねん?と言いたくなる。
よい休養になったが、ここまでくると先を急ぎたくなる。




08/15 三重県関町:走行42.1km:Total 14225km:雨のちくもり:
石部町→鈴鹿峠→道の駅関宿

午前中は雨。
よって動けず(動かず!?)午後から走りだす。

大津市で会ったサイクリストは
「鈴鹿峠はきついかもな〜」
なんて言ってたから今日は気合いを入れて走ったのに、ゆるい坂がちょっとあってすぐに峠に着いてしまった。
下りはけっこうきつい感じだったから、三重県側から登ってくると大変かもしれないな。

なんにせよこれで峠らしい峠は終了、残りのルートには小さなアップダウンくらいしかない・・・はず。

ゴール予定は18日。



朝から雨、まだ止まない。
今日も動けないのだろうか?不安がよぎる。
さすがに、愛知県へと近付いて、ここでジタバタしていたくない。
雨が天気予報通り、午後から止むと信じて待つ。
待ったかいあり動けた。

県境を越え、いざ三重県へ。
名古屋という文字、地元スーパーと同じ
ユーストア
という文字を見て、着実に近付いていると実感。

ここからは、あっという間だろう。1日1日が早く感じる。
ラストスパートだ!




08/16 三重県松阪市:走行40.5km:Total 14266km:雨:
道の駅関宿→津市→松阪市

朝、出発の準備をしていたらひとりの若者が話しかけてきた。
自転車がパンクしてしまったのだという。
以前ホームレスの人がパンクしてしまったのを助けることができずに悔しかったことを思い出し、今回はなんとか助けてやりたいと思った。

そしてへたくそな修理技術を駆使してなんとか直すことができた。

その若者は東京から京都への旅の途中だ。
すこしは役に立てただろうか。

屋久島でお世話になった方が言っていた
「喜んでもらえる喜び」
という言葉を実感することができてうれしくおもう。

今日はどうしても動きたくて霧雨のなかを移動。
やっぱ雨の日は走るもんじゃないね〜。



雨、こんなにぐずつく天気になるとは思わなかった。
最後の試練なのか?
順調にはいかないもの。

朝、地元の通勤途中のらしき人がパンクをしたから空気入れをかしてほしいとのこと。
出発途中の手を止め、どうにか原因を見つかるように努めた。
なんとか穴も見つかり、我々の不慣れな修理が役にたった。
修理後、すっきりすがすがしい気分になれた。
この青年はどうやら、旅人だったみたい。東京から京都までいくらしい。

無事、京都に到着するといいな。




08/17 三重県松阪市:走行0.7km:Total 14267km:雨:
移動なし

今日も雨。
今年の夏はいったいどーなってんだ!?

すぐそこに見えているゴールがすごく遠い。
そんなに帰りたいなら雨のなか走れよ!って思うかもしれない。
けど、いままでの旅のスタイルは雨の日には走らないというものだったから、できれば最後まで貫きたいのだ。

なによりいつもと違うことをして事故を起こすのが一番恐い。
今日は我慢だ。辛抱だ。



また雨かぁ。
これだけ雨が続くと気がめいってしまう。
動くかとどまるか悩む。雨は小雨、しかし天気予報は80%と高い。
諦め、ゆっくり旅のまとめをしよう!

これで明日雨でも動く。
19日にゴールと日程が、決まった。
もう、進むのみ。




08/18 三重県鳥羽市:走行39.7km:Total 14306km:くもり時々雨時々晴れ:
松阪市→伊勢神宮→二見ヶ浦

伊勢神宮参拝。
外宮を先に、そして内宮へ参った。
天照大神に日本国を回ってきたことを報告して、いよいよラストランだ。

おかげ横丁でのんびりする。
赤福、伊勢うどんを食べた。
伊勢うどんて何あれ?コシのない麺に甘ったるいタレをかけただけ。これで400円500円は高すぎだろう。
さぬきうどんのあの麺のコシを知ってしまっていると伊勢うどんは物足りない。
たぶん、神宮に参拝しにくる大多数のお年寄りからすると、あのコシのない麺や甘いタレがちょうどよいのだろう。
理解できん!



せっかくもうすぐだというのに雨、気分は沈む。
出発、なんとか雨は止んでよかった。最後に、旅がここまで無事続けれたお礼と明日、家に無事着けるように報告の為、伊勢神宮へ。
下宮と内宮両方行くが、内宮の方が規模がでかい。

正宮までの道のりが長いため、これまでの旅を振り返り、本当に毎日変化の連続、寒くて寝れなかった時、ころんでもう駄目かという時、1歩1歩こぎ続けた後の感動、多くの人に助けていただき温かさをもらったこと。数えきれない出来事を体験してきた。
きっと今だからできたこと、パートナーがいたから、ここまで続けることができたんだと思う。ありがたき幸せ!
そんなことを振り返りながら、お参り。
すっきり!もう、ゴールへ向け一直線だ。




08/19 愛知県刈谷市:走行53.4km:Total 14360km:晴れ:
二見ヶ浦→鳥羽→師崎→刈谷市(ゴール)

いよいよ最終日、泣いても笑っても叫んでも今日がゴールだ。
鳥羽から師崎に向かうフェリーに乗っているとじわじわとだが気持ちの高ぶりを感じる。
そして知多半島を走行、見慣れた風景の中を走って走って、昼は暑くてくたばって、午後5時半、ついにスタート地点であるたこべーの家に到着した。

やった!ついにやった!!

熱いものがこみあげる。
1年4ヶ月、1万4千キロの日本一周はこれにて終了。
自分にお疲れさんと声をかけてやった。

自転車日本一周は、自分の可能性を確かめるには充分な旅だった。
20代半ばの、仕事をこれからビシバシがんばっていこうという時の決断と実行はやったものにしか分からない。
不況が怖くて会社にしがみついている人には到底理解できないだろう。

目標を掲げてそれに向かって努力していくことが、いかに人生を楽しくするかを今回の旅で思い知ることとなった。
たくさんの人に支えられていることを知った。
日本にはまだまだ心やさしい、尊敬できるすごい人がいることを知った。
人間がいかに弱い生き物であ るかもわかったし、弱いながらもどこかに強さを持っていることも知った。

日本一周を達成した人はこの世の中にはごまんといる。
それぞれに目的があって、それぞれが夢をもって走っている。
しかし、日本一周によってどれだけのことが得られるかというのは、その人がどれだけのことを旅に求めたかによって決まってしまうので、多くを求めた者とそうでない者とでは旅で得られた成果・成長には大きな差が出る。

そして自分はどうだったか・・・われながらすばらしい宝物を手に入れたような気はしている。
人生観が変わるくらいの旅だった。
人から見てどうこうではない、自分が満足できればそれでいいのだ。

出発当時は25歳だったのが今はもう27歳になってしまった。
まだまだやりたいことはたくさんある、が世間体を気にする年齢にさしかかってきてもいる。
年齢はあくまで目安、自分の進むべき道を歩んでいきたいと思う。

旅を支えてくれた人達、家族や友人やホームページを見て応援してくれた人達に言いたい。

ありがとう。そしてこれからもよろしく。



テント生活も最後、2人でやってきた自炊も最後。どれもが本当に終わりだ。
我々の旅の最後にふさわしい久々の晴天。
鳥羽から師崎へと向かうフェリーの中で、これまでの旅のことを思い出し、感無量になっていた。
愛知県へ突入すると、見慣れた景色に懐かしいような帰ってきたと思う気持ちが、入り混じっていた。
昼は暑く大変だったが、無事ゴール。
「本当に、やり遂げたんだ」

やったー!!!

と思うと、目の前の景色はかすんでいた。
日本一周という一つの夢がかなったのだ。

旅を振り返ってみると、出発して最初の1日で、もうだめだ。と思った。何とか切り抜けたが・・・。
峠のたびに自転車をこぐのがつらくて弱音を吐いていた私。
毎日変わる寝床に戸惑ったり、しかし目的地に到着したときの感動などがあったからやってこれた。
冬は寒くて、持っている服を重ね着しても寝られずつらかったこと、真っ暗になる夜が怖くて朝がきて明るくなるのがどれだけ待ち遠しかったことか。

旅にでなくては出会えなかった人との出会いは、大きな収穫である。
縁・出会いというものは、いつどこに転がっているかわからない。
出会う楽しみがあったからこそ励まされ、刺激を受け元気をもらい、最後まで成し遂げることが出来たのかと思う。

自転車をこいでいると、どうしようもなく自分自身が追い込まれ、いてもたってもいられない時があった。
そんな時の腹のそこから「がんばれ!」と声援してくれた少年のことはは今でも鮮明に覚えている。
うれしかった。

なにげないやさしさが、気持ちが本当に身にしみた旅だった。

自転車は、言わば、こがなくては先へは進まない。
自分の体が何より大切、そして孤独。

この旅で、自分自身と向かいあえた。
自分は、今までいかに何も考えず行動していたかが分かった。
これから、どんな道へ進むにしろ、楽しく自分らしさを出したい。
また一歩踏み出さなければなるまい。
これで、終わりではなく新たな旅立ちなのだから・・・!
一人では、決して出来なかったこと、いつも隣にいてくれたパートナー、全国各地でお世話になった方々、温かく見守ってくれた家族・親戚、本当に長い間、ありがとうがざいました。
またいつか、縁があればお会いしたいです。






走行状況
(C)Aries



















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