「北海道中富良野ラベンダー祭り」
鳥沼キャンプ場
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鳥沼キャンプ場、ここが今朝まで一泊していたところだ。
旅人の間ではかなり有名な(長期滞在者がいっぱいいる)キャンプ場なのだが、どうにもこうにも耐えられなくて朝早くにここを出た。
彼ら長期滞在者を世間の人は「沈没者」と呼ぶ。
旅人でありながら旅することを忘れたように定住してしまっているからだが、もちろんそんなひとばかりではない。
資金が尽きてしかたなくという人だっているだろう。
そんな人達と本当の沈没者とはひとくくりにするべきではないと思う。
ちなみにここで彼らのことを養護するつもりは全くない。
オレはこのキャンプ場のディープな感じが嫌いだ!
鳥沼キャンプ場を出て向かったのは隣町のキャンプ場。
行ってみるとここはさわやかな雰囲気が流れていた。
家族連れが多い。
どろどろした感じはない・・・あっ、隅の方に長期っぽいテントがいくつか・・・みなかったことにしよう。
トイレも炊事場もきれい、これで無料はしんじられない。
さすが北海道。
テントを張って少し休憩してから、ラベンダー園に行った。
一面に広がるラベンダーの紫色。
斜面いっぱいに敷きつめられた紫のじゅうたんはまるで天国(行ったことないけど)のようだ。
山の頂上から眺める景色がこれまた格別。
中富良野の町並みが一望できた。
ファーム富田
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つづいてファーム富田へ行く。
歩いていったから関係ないがものすごい渋滞だ。
ここはよく写真になる有名なところ。
確かにみたことのあるような景色が広がっている。
すごい!これが世間を騒がせている「ふらのラベンダー」なのか?
なるほどみんなが騒ぐのも分かる、すばらしいところだ。
夕方になってさっきのラベンダー園に戻ってきた。
今日はここで花火大会があるのだ。
用意してあったパイプイスに座ってしばらく待っていると花火が上がり始めた。
おーおー最初からバンバン上げるな〜・・・・・・あれ?
普通一発ずつ出し惜しみするような時間帯があるんだけど、いつになったらこのスターマインクラスの勢いがおさまるんだ?
おいおい、息が続かないぞ、まじか!
いや〜〜〜すげーーー!!!
心臓をわしづかみにされたような、ものすごい圧力を感じる。
息もつかせぬ花火だ。
よそ見をしている暇なんてない。
集中だ、集中!
結局あきることなく最後まで花火はあがり続けた。
30分間で5000発、密度の濃い時間を味わうことができて幸せだ。
今日はぐっすり眠れそうだな・・・。
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